2010年6月25日
Wカップ、デンマーク戦。夜半3時30分のテレビ観戦は不可能。
朝、3対1で勝利したこと知り、びっくり。硬骨漢のスポーツ評論家永井洋一さんに「日本サッカー論」の書き下ろしを依頼しているので、どんな分析を展開するか大いに楽しみ。
給与・ボーナス支払い。1時30分から5時30分まで、月例の編集会議。11本の新刊企画の内、5本の企画進行OK。継続検討2本。不採用4本。
ある大手版元から著者を介して文庫本化の依頼あり。以下の原則を著者に示し理解を求める。
●定価1600円までの本の場合、年間1000部の実売が増刷ライン。
●年間の売り上げが800部を切った時点が一応の品切れ絶版扱いの判断ライン。
●このラインまでは、在庫を切らさないように息長く販売することを心がけている。
●実際には、最終の増刷を1000部(3年分販売可能部数)行なうことがある。
●初版3500部から5000部の本が主流、年間2000部の実売がある本は小社の主力商品。
●文庫化によって、売り上げ減を30%と想定。
●刊行して実質3年半の主力商品で、2カ月前に増刷をした。
●刊行から最低5年、年間の販売部数が800部を切った時点で、二次使用(新書、文庫化)を検討の基準にしている。
●二次使用の基準がないと他社からの文庫化の要請を断れない。
●文庫化(多くは大手版元)で廉価版を実現し、新しい読者を獲得することは著者にとっても出版社にとっても喜ばしいことだが、原則なく売れ筋の本が他社によって刊行されると、創作出版が成り立たなくなる。
●文庫本を持つ版元はまずは自社の本の文庫判化を優先し、他社の利益を損なわない形での二次使用のルールが必要。
以上。
4時間余りの編集会議。それぞれの編集者から出る企画を、何年後かに実現し、成功するだろうことを期待して、知恵を振り絞って賛否両論やりあう訳だから、編集者には瞬発力と持久力の2つが必要なのだろう。
posted by godo-shuppan at 20:03|
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日記
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